還暦の前の不安
私今65歳ですが、58歳の頃、還暦を前に未来にとても強い不安を覚えました。
何を、どこが、どうして・・不安なの? といわれても本人もよく判らない・・・
ただ、何となく不安なのです。
キチンとした、理路整然と自分の考えを話せる人は頭おかしいじゃないの?
と思われ、それに対して反論もできないし、判らない自分が情けない。
毎日をモヤモヤしながら過ごしました。
でもある日、モヤモヤしていても仕方がない。
判らないなら、判っている人から教えてもらえばいい。
そう思って色々学ぶことにしました。
新しいことにチャレンジ
自分が気になったものすべてのことを始めてみました。
プロトコールマナー、ポスチュアウォーキング、
セルエステ、アロマ、男女脳、健康について・・・etc
昨日、FBにアップされていたライブ画像を年代順に並べて見直してみました。
2014年〜2016年にかけては「大丈夫か、わたし?」と思うくらいあちこちに参加しています。
どれだけものになったかは別にして、あの頃より多少は、ランクアップしていると思います。
面白いもので、一度習ったことは身体が覚えているというか、日々の忙しさに追われて忘れていることでも、「歩き方、おかしいよ」と主人からチェックが入ると自分の中で直せます。
個人が持つ無形の資産
『ライフ・シフト』の著書のリンダ・グラットン教授は個人の持つ「無形の資産」を磨こうと教えてくれます。
「無形の資産」とは個人が持つ資質のこと、3つの要素があります。
1)「Productivity(生産性)」
これは社会の中で何かを生み出す力を表します。プラチナエイジにとって必要なのは、世間から評価されるスキルを持ち、他人の役に立つこと!
その為には常に何かを学び続けていく姿勢が必要だとグラットン教授はいいます。今だったらオンラインで教えてくれる場とか、生涯教育の制度とかですね。
2)2番目は「Vitality(活力)」これは心身が健康であることを表します。どんなに素晴らしい能力や発想があったとしても、健康でなければそれを役立てることは難しいですよね。今回のこのコロナ騒ぎで、健康について考え直した方も多いと思います。リモートワークになって仕事の仕方も変わりましたよね。
3)3番目は「Transformation(変身する力)」これは、今までとは違う自分を作り上げる能力を表しています。「人生100年時代」では、学生時代に学んだスキルだけでは、人生を最後まで生き抜ことはできません。どこかの時点で自分を変えていかないといけないのです。自分を変えるには、自分を知り、世界を知り、難しい決断をしなくてはなりません。今までとは違う多彩なコネクションが必要です。今までの仲間ではなしに、違うタイプの人、違うネットワークの人と付き合うことで、別の自分、別の人生のあり方を知るよいきっかけになります。
「人生100年時代を恐れる人たちもいますが、怖がる必要はありません」とグラットン教授は語ります。「これは人類に与えられた贈り物なのです。
でも、それを有意義なものにするには、人生をマルチステージで考え、自分の無形の資産に目を向けることが大切です」。